第8章 【ラキオ?】シャワー室問題
side:セツ
「セツー、シャワー室行こ」
話し合いのあと、個室の前で待っていると、アカリが出てきた
二人でシャワールームに向かう
……私も変な汗をかいたから一緒に浴びよう
「あれ、セツもシャワー浴びるの?」
「ああ。なんだか変な汗をかいたしね」
「?そうなんだ」
アカリはよくわかっていないようだった
まあ、’あの事’は当然知らないだろうから、無理もないのかもしれないな……
いや、それにしてもだけど
「……さっきさー、わたしもしかしてとんでもないこと言っちゃったのかな?」
あそこまで言うことないじゃん……と言うアカリ
ラキオのあの感じは私からしたらいつも通りだから何とも言えないけれど
「ええと……いや、うん、そうだな……」
「そっかー。
……なんていうか、汎っていうのもいろいろ大変なんだね」
「え?いや、そういう訳じゃ……、ないこともないけど」
汎だからどうと言うより……、いや、こればかりは説明の仕様がない
あまり上手く伝わってないだろうことだけはわかった
それ以降、アカリは何も聞いてこなかった
というかあまり気に留めて無さそう
途中からシャワーの音に混ざって鼻唄が聞こえてくる
ーーー
「は〜、スッキリした!今日は特に変な感じもなかったし
ありがと、セツ」
「それは良かったよ」