第6章 【ラキオ】QUESTION
Day 5
「ねえラキオ、……わたし、ステラが嘘をついてると思う」
「……一応聞いておくけど、何か根拠はあるのかい?」
「……なんとなく……、それにシピも疑ってたし」
「つまり勘ってヤツかい?全く非論理的だな……ま、でも、一応参考にしてあげるよ」
今はこの際もう勘でも何も無いよりはマシだ
「本当?ありがとう。これで少しはわたしも役に立てるといいんだけど」
「……。へえ、心掛けとしては悪くないンじゃない?」
ピーッ!ピーッ!ピーッ!
「……行動が伴ってくれると尚いいンだけどね」
「う……」
「ハァ……。ああいい、僕がやるから」
彼女のせいでエラーを吐いた端末を直す
「ねえ、ラキオ。
一緒に、生き残れるといいね」
目線をアカリに向けると、呑気に笑っている
……僕も君も人間確定しているンだからいつグノーシアに襲われてもおかしくはないのに、随分と余裕じゃないか
ま、辛気臭くされるよりはマシかな
「当然じゃないか。大体、答えもしないで退場するなンて許さないって言っただろう?」