第1章 【ラキオ】かわいいの定義
side:セツ
「昼間の恋愛トークの続きしよーZE!」
「アカリは和食、好き?」
「……無視はさすがにヒドくね!?」
共同寝室にはジナ、SQ、アカリがいた
雑談をしているようだ
「まあまあ。……でも恋愛って言ってもなあ」
「じゃあさじゃあさ、せめて誰がカワイイとかないワケ?」
SQはどうしてもそういった話がしたいらしい
「ククルシカは、かわいいかな」
「確かにククルシカはかわいい」
「いや、そういうんじゃなくって……」
どうなのヨこの人たち、とSQが視線でこちらに訴えてくる
私は汎だし力にはなれそうにないから、とりあえず苦笑いを返しておいた
「そういうSQは?」
「アタシは、レムにゃんかな」
そう言ったSQの顔はどこか妖しげだった
なるほど、SQはレムナンを気に入っているのか
確かに今日の話し合いのときも協力を求めていたな。えらく拒否されていたが……
「レムナンか……。まあ、確かにかっこいいというよりはかわいい、かな……?」
「おっと、たとえアカリでもレムナンは渡さないZE?」
「いや、特に大丈夫……」
「んじゃ、お次はアカリね」