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太陽の瞳 【鬼滅の刃】

第63章 勝負の時




…ぽちゃん。




可愛らしい音を立てて、水面が輪を描く。

小鳥の囀り。
心地の良い水音。



ゆっくりと目を閉じる泰葉の手には、細い竹でできた釣竿が握られている。





「…絶対に釣ってみせる。」




目を開けて、キッと眼力を入れる泰葉。
幼き頃に海釣りの経験はあるが、川釣りの経験は初めてに近い。

そんな彼女がどうしてこうしているのか。






それは30分ほど前…。









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