• テキストサイズ

恋い慕う 短編集

第3章 猫 (2) [不死川実弥]※裏


「ぁっ、さね、みぃ...んぅ」

不死川に激しく突かれびくびくと身体が跳ねるりょうは何度も何度も名前を呼ぶ

「りょう...っ」

腰を打ちつける不死川は額から汗を流し、苦しそうに歯を食いしばる

「ゃっ!ぁーッ!!もぉだ、めぇぇ」

背中にしがみつき爪を立てるりょう
その痛みさえも快楽へと変わるほど、彼女のことが愛おしい
不死川は快楽に歪むりょうの顔を見ながら腰の動きを早めた
膝裏を掴みぐっと押し上げると更に奥へと差し込まれる

「ひゃぁッ、ああぁッんぅッッ!!」

悲鳴にも似たりょうの喘ぎ声が部屋に響く
不死川の脳内を犯していく

「っく、もぉ我慢できそうに、ねぇッ」
「あッ、イッ、イっちゃうッだ、めぇ!」
「俺も、イクから...もぉイッちまえよッ!」

律動を早めて不死川は腰を打ちつけると欲が込み上げてくる

「っーーーーーぁッ!」

りょうが達したと同時に不死川も引き抜き腹の上にどくどくと精を吐き出した

へたりと倒れ込むりょうの癖っ毛を優しく撫でるとすぅすぅと寝息が聞こえてきた

りょうは達した後いつも寝てしまう
それを知っている不死川は静かにそっと処理をして隣に寝転んだ

小さな肩を上下させたりょうの閉じられた瞼に優しく口付けをする

「...すぎだ」

小さく溢した不死川の気持ちはりょうにはなかなか届かない

彼女はまた朝になると何処かに消えてしまう
居なくならないように強く抱きしめて不死川も眠りについた
/ 26ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp