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BRAVE You’re HERO【東リべ】

第30章 溺愛彼女は我儘彼氏の甘やかしえっちで何度もイかされて(♥)



「つーかマイキーの奴…初対面の奴に対して失礼だろ。"オマエの初恋は実らない"とか。しかもガチのトーンだったし」



「…まぁ、牽制のつもりなんだろうな」



「牽制?」



ドラケンはチラリとカノトを見る。



「マイキーは嫌だったんだよ。自分の一番大事にしてるモンを他人に奪われンのが。だから許せなかったんだろ、何も知らないアイツの告白を聞いてるのが」



「あー…なるほどな。何で関係ないマイキーが他人の恋路を邪魔するのかと思ったけど…そういうことか」



三ツ谷もチラリとカノトを見た。



「ちょうどいい。オレのいねぇ間にアイツにちょっかい出されても困るからな、テメェに諦めてもらう為にも今ココで、牽制しといてやるよ」



スッとハイライトを無くした目で悠生を睨むと、その威圧に気圧されたのか、悠生の顔が僅かに強張った。



《──なぁ、聞いてくれるか?》



「(私を見てる…?)」



《オレとオマエを繋ぐ証は絶対に切れねぇし、無くならねぇ。こうしてお互いの胸にある限り、オレ達はずっと繋がったままだ。》



首から下げているパズル型のネックレスを手で包み込み、笑みを浮かべる。



「("コレ"が私と彼を繋げてくれる、唯一の証。初めてマイキーくんが私にくれたモノ。絶対に…切れたりしない。)」



服で隠れて見えないが、カノトも色違いのピンクゴールドのネックレスを服の上からギュッと握りしめた。



《オマエの笑顔を消そうとする奴はオレが許さねぇ。泣かせて傷付ける奴もオレがぶっ飛ばす。オマエがオレの分まで願ってくれる幸せも…必ず守ってみせる。》



「(マイキーくんは…いつも私を守ってくれて、どこにいても、必ず助けに来てくれる。あの雪の降る日だって…どこにいるかも分からない私を探し出して、見つけてくれた。)」



《好きだ。オマエを世界で一番愛してる。オレを傍で支え続けてくれてありがとう。この先、どんな辛い事が待ち受けたとしても…オレはオマエと一緒に乗り越えて行きたい。》



「っ…………」



《"好き"とか"愛してる"とかたくさん言い続けると愛が冷めるって言うけど…それでもオレはオマエに伝え続けるよ。オマエのことが好きでめちゃくちゃ愛してるから。》



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