火光 − かぎろい − 【鬼滅の刃 / 煉獄杏寿郎】
第15章 下弦の壱、そよぐ勿忘草 ˖☽°.*
杏寿郎はゆっくりと、指の動きを早めた。
蜜壺はぐちゅぐちゅと
卑猥な音を漏らしながら愛液が溢れ出す。
ふみのは甘美な声をあげながら
体も更に捩れていった。
「…ふみの、指を増やすぞ」
ふみのを見つめながら
蜜壺にもう一本指を入れると
杏寿郎の指をぎゅうと更に締め付けてきた。
「…はっ…ぁ…」
「…すまない、痛むか?」
「…だい じょうぶ…っ、
でも、お腹 の下が…きゅうって、
切ない の…っ」
「ふみの…っ」
ふみのの甘くとろけた表情に
杏寿郎は欲を必死に堪える。
(…もう少し、
解した方が良さそうだ…)
杏寿郎はそっと指を引き抜くと、
ふみのの秘部に顔を近付け
とろりと艶めく蜜壺に舌を滑り込ませる。
「…!だめ…っ!
そんな、ところ…っや ぁ…っ!」
杏寿郎の厚い舌が蜜壺の入り口を
出入りする刺激に、ふみのの体が打ち震える。
初めての快感にふみのは
頭の中が真っ白になっていく。
杏寿郎の舌の動きに合わせて
蜜壺がひくひくとうねる。
(ここか…?)
杏寿郎が秘部の芽を吸うように舐めると
ふみのの蜜壺から更に愛液が溢れる。
「…!!
なんか…っへん……っぁあああっ」
ふみのはびくんと体をしならせる。
(達したのか…?)
「ふみの…大丈夫か?」
「うん…大丈 夫…っ」
目を開き、荒い息を整えるふみのだったが
杏寿郎を見つめるとそっと微笑んだ。
「ふみの…限界だ…、
…ふみのの中に…入れてもいいだろうか」
「うん…っ、私も、杏寿郎が、欲しい…っ」
その言葉に
杏寿郎の高まりは絶頂を迎えた。
杏寿郎は隊服の下を全て脱ぎ去ると
既に酷く熱くそそり勃つ自身を
愛液で艶めくふみのの蜜壺に
擦り付けるように、充てがう。
「ゆっくり入れる…。
痛みがあればすぐに言ってくれ」
「うん…っ」
杏寿郎は自身をゆっくりと
ふみのの中へ押し込んでいく。
「…つっ…っ」
柔い痛みにふみのは顔を顰めた。
「ふみの…っ、
痛むだろう、もう今日は…」
「ううん…大丈夫…っ。
こんな幸せな、痛みがあったんだなあって…。
私、杏寿郎と…一緒になりたいの…っ」
「…っ!」