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カワイイ俺の……

第5章 私……


「や、めて………」

「あ?」

「わかったから…………もうやめて………」


気づけば私は泣いていた。

泣きながら、秀一くんにお願いする。




「…………はぁ。僕はお姉ちゃんが好きだからやってるのに………でも、いいよ。やめてあげる」

「…………!!ありが…とう」


やめてくれた…………!




「今日は…………ね」

「え?秀一くんなにか言った?」

「んーん!何も!じゃあ寝よっ!」




本当にその後は何もしないでくれた。


静かに寝息を立てる秀一くん。
その姿を見て、私は警戒心を解き、眠りについた。
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