• テキストサイズ

イケメン戦国〜私の居場所〜

第3章 はじまり


チャイムがなり、生徒たちが次々と教室を出ていく。

るる (私も帰ろっと。)

1人で教室を出る。

私には友達がいない。たまに一緒に帰って寄り道している姿や、休日に遊びに行く約束を話しているのを見ると羨ましいと思うときはある。けどそれは難しい。だって…。

るる「はぁ…。」

思い出すと嫌になる。考えるのやめよ…。でも寂しいと感じたことはない。なんでかな。

いつもの道を歩き、駅に向かう。電車に乗り、ぼーっと窓の景色を眺める。景色がビュンビュン飛んでいく。

るる (あ、降りなきゃ。)

電車を降りて駅を出て家まで歩く。

るる (だいぶこの生活にも慣れたな…。)
/ 71ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp