第3章 - 桐皇学園高校 -
私達は、明日から通う予定の桐皇学園に来ています!
制服は今日の晩届くから、私服で学園を見に来た。
なんとなんと、先生が校門に立っていないというラッキーな状況に置かれた私たち・・・
その時間は、ちょうど放課後で生徒は部活中なわけで、
目当てのバスケ部を見に行くべく、
参加者2名という部活動見学を実施した。
新設校ではないわりには、そこまで汚くもない桐皇学園
やっとのことで、体育館を見つけ、ドアの陰からそっと中を覗いた。
- キュッ キュッ パシュッ
《わぁ~凄い!》
《明日からココに通うと思うと楽しみだね》
と、その時・・・
「誰だ?てめぇら・・・」
振り返ると、青い髪色をしたタンクトップ姿の男の子が立っていた。