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彼が異常ですが怖いので何も言いません。

第8章 重たいので…


「!…」


会話が聞こえたのか女性は振り向いた。



「あっ、ごめんね~?わざわざ来てもらったみたいだけど、コウちゃん入れるの嫌だって」

「紘太君!!」



イチさんの言葉を無視して、コウちゃんに抱きついたその女性。



「!?…」

「え…。」

「は…っ…!?」

「…」



皆、反応が違った。コウちゃんは無表情だし、シュウさんは一瞬驚いたものの少し笑っていた。



「会いたかったよぉ~!!」

「…」(え…誰…?)



好きな人が目の前で知らない女性に抱きつかれているのを見るのはさすがに良い気がしない。



「…誰?」

「えっ…?ほ、ほら!小さい時、近所でよく一緒に遊んでたじゃん!由梨だよ!覚えてない…?」

「…知らねぇ。」

「え…ちょっと…!」



彼女を突き離し、家の鍵をあけた。



「ま、待ってよ!紘太君のことずっと探してて…ここまで来たのに…!」



彼女はコウちゃんの腕を掴んだ。
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