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彼が異常ですが怖いので何も言いません。

第6章 関係


*


「菜月。」

「!…はい。」

「ちょっと出かけてくる…。シュウが来るから荷物受け取っといて。」

「あ…わ、わかりました…。」



お風呂を出た後、髪を乾かし終えた彼は一言そう言って家を出た。



「…」(周一郎さん……何の用…かな…。)



紘太さんが出て5分後にインターホンが鳴った。



「!…はーい…。」(周一郎さん…来た…!)



鍵を開け、ドアノブに手を掛けた時だった。

ガチャッ…



「!…」


勝手にドアが開いた。しかも前に立っていたのは周一郎さんではなく、女性だった。



「…!なっ…紘太はどこ?アンタ誰よ。」

「えっ…。」



その女性はツインテールで手首にリストカットの跡が残っていた。


「…」(なんて…言うんだっけ……量産型…?違う…地雷系…の人だ…。)



テレビで見たことがあった。地雷系の服に地雷系メイク……そして片手にはピンクのモンスター……。



「…」(初めて見た…。)



ジッと見つめてしまった。



「な、何見てんのよ!紘太は!?会いに来たんだけど!」

「っ…あ…い、今…出かけてて…。」

「はぁ!?彼女ほったらかして出かけるってどういうこと!?連絡もしてこないし!!LINE送ったのに既読すらつかないし!!」
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