第5章 貴方に優しく他人に冷たく…
「はぁ…っ…はぁ…っ…はぁ…っ…/////」
お互い、肩で息をした。紘太さんは私の上に倒れてきた後、強く抱きしめた。
「はぁ…っ…はぁ…っ…。」
体に伝わる重さが心地良かった。
*
「んん…っ…/////」
あの後、少し休んでからお風呂に行こうとしたのだけれど…彼も一緒に入ることになった。
「っ…/////」(洗っても洗っても出てきてる気がする…。)
洗っている間、湯船に浸かっている彼にずっと見られているし、中出しされた時の感覚がまだ残っているし……。
「ふ…っ…//////」(また…ムラムラしてきちゃった…ぁ…。)
自分の体はこんなに淫乱だったか…と疑ってしまうほど、性欲に飢えていた。
「…っ…ふ…ぅ…/////」
なんとか体を洗い終えると、紘太さんが場所をあけてくれた。もちろん膝と膝の間。
「っ…/////」(同じシャンプーの匂い……クラクラしてきた…。)
「菜月。」
「!…ひゃぃ…っ…!」(へ、変な声出たぁ…。)
「…」
彼は無言で私を抱きしめた。
「…?」
名前を呼んだだけ…だったらしい…。