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鬼滅の刃R18 継子指名は二人分!?

第4章 日常


「あ、そろそろ昼餉の準備をしますね」

「もう、そんな時間か?」

「そうですよ」

木刀を錆兎に預け、台所へ向かうと先に来ていた冨岡が野菜の下ごしらえをしていた。

「冨岡さん、ありがとうございます。手伝いますね」

「きのこの根を切ってくれ」

「わあ、新鮮ですね」

「椎茸とナラタケを頂いたんだ。椎茸は牛酪で焼いてナラタケは味噌汁に。今大根を剃る」

「あ、お願いします」

冨岡さんは普段無口だけど、料理や洗濯といった家事が獅子嶋さんより出来る。

とは言っても、決して器用な訳では無い。

「指まで剃らないで下さいね」

「大丈夫だ……」

おろし金を使う冨岡さんがちょっぴり危なっかしい。

その姿に、クスリと笑みが零れる。

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