第1章 緊張
私は今日から三日間ツアーライブをする。始めてのツアーライブのため、かなりの緊張が…
『あぁ…緊張する。なんだこの緊張感は…あぁ"!なんか興奮するぅうう!ちょっと外の空気吸ってこよ』
ゴツン
『あっ!ごめんなさい!!ちょっと緊張してたもので…』
『おぉ、頑張れ。んじゃ、俺、そろそろ始まるんで』
『あ、はい。…え?まって?まさか、菅田将暉…?』
『おい。初対面に呼び捨てすんなよ。』
『あ、ごめんなさい!!つい!というか、ほんとに?本物?なんで私なんかがこんなすごい人と会えるの?死ぬのかな?』
『ははっ!お前おもろいなw死なへん。死なへん。』
『ならば私はマサキチに殺される?』
やばい。余計に緊張してきた。というか、なんであの菅田将暉さんが、こんなところに?
『殺されへん。俺のファンはそんなヤバイやつらちゃうで?』
『あ、確かに。こんないい人のファンなんだからいい人に決まってる』
『あっ、始まる。君、名前は?LINE交換しよーよ。』
?!?!?!?!
『わ、私とですか…?』
『嫌ならええけど』
『いえいえ全然!むしろ嬉しい!』
『ならこれ、俺のID。で、名前は?』
『あ、そらです!では!!』