第16章 ★ Sweet Memories
恐る恐る口の中に彼を咥え込むと、口内の粘膜にモノが触れ肉棒でいっぱいになった。息がしにくくて少し苦しい。
唾液をローションみたいにたっぷりまとわせながら、じゅぶっじゅぶっと肉棒を上から下へねぶるようにしごく。
「っ……それヤバっ。咥えんのうますぎ」
「ん…っ、ん」
「なぁー、俺の舐めるの好き? 美味しい?」
「っ、ぅう……っ、お、いしいです。ご主人様」
ソレはあたしの口の中でさらに大きさを増した。彼がいじめっ子みたいな顔をしてこちらを見下ろす。
「ご主人様のがデカすぎて、そんなちっちゃな口じゃねぶれねぇだろ」
意地悪するみたいに肉棒をぐいっと押し込まれた。ソレが喉の奥に入り込み、餌付きそうになって思わず口を離す。
コホッ、ゴホッ。
「………ん、っ、こんなの…おっきくて無理」
喉につっかえた事で、涙目になってしまった。
「上手に出来なくてごめんなさいご主人様」
「可愛いすぎだろ」
彼の性欲が一気に昂りを見せたのがわかった。欲情をちらつかせながら、あたしの髪に触れてくる。指先で髪をいじって、頬を撫で、そのままうなじに手を回し、指先でつつっと首筋をなぞる。
「ふぁっ」
彼の指先の甘い刺激で、もぞもぞと太ももを擦り合わせたくなる。
「そろそろオマエを可愛がってやらないとなー」
「え」
「挿れてほしいだろ?」
「別にあたしは……疲れてるでしょ? 今日はあたしが――」
「こんなのされて、疲れてられっか。わかるだろ、もう精子出したくなってるの」
見ると、勃起した先端の鈴口から透明な先走り汁が出ている。それを優しく吸いながら舐め取ってあげると「ぁぁ、ヤバ」って悟くんが快楽の声をあげた。
肉茎はガチガチに硬く力強くなって、陰嚢も心なしか大きくなってる。
「オマエのナカ、挿れたくて完勃ちした。ご褒美たっぷりしてやるよ」
"きゃっ"
ソファーの上に体を乗せられ、上から覆い被さられる。スカートの下から太ももに手が伸び、つけ根へと添わされ、ショーツの上から恥部に触れられる。