第12章 ★ハワイ旅行
夕凪の下着盗難事件があって犯人を制圧した後、下着がないと困るって言って、彼女は売ってる店を探しに行った。
夕凪が下着を購入した店はメインストリートから少し外れたナイトクラブやバーがあるような裏路地の下着専門ショップ。
最初、普通のショッピングセンターに行ったんだけど、ちょうどクリスマスホリデーで店が早くに閉まっていて、探した結果、そこしか開いてなかったんだよね。夕凪は説明に必死だ。
「マネキンに着せられてる時はわからなかったの。光で反射してて」
「別に言い訳しなくてもいーし」
「言い訳じゃない、から……」
ショーツの穴が空いてる部分に指を置いて、少し押し込むと布の中にあっさり指が入り込んで媚肉にぴたりとタッチする。広げて奥に侵入すると、とろっと湿った愛液が指にからみついた。
「もう濡れてんだけど。これ履いて興奮してんじゃねーの?」
「ちがう……」
「この空いてる部分から挿れられんの想像したよな?」
「っ……」
「したのかよ」
困り顔してるけど、図星? 可愛いんだけど。コイツのこういう顔を見たくていじめんだから僕も優しくねーよなー。ガキの頃からこうだから、夕凪も慣れてるとは思うけど。