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【呪術廻戦】-5歳で五条家に来ました-

第5章 いざ高専へ


 っことで、早速デートでも行くか。

「なぁ、外、出ねー? グラサン買いたいんだよね」

 夕凪を連れて街に出た。丁度グラサン欲しかったし軽食取って目的のショップに向かう。夕凪は俺とはぐれないような距離で後ろからとことこ付いてきた。

 ショーウィンドウに飾られてるサングラスでいくつか気になるのがあってそれを眺める。

 ちらっと夕凪を見ると足を止めて後ろを向いていた。その向こう側に傑と硝子の姿が見える。

 ばったりエンカウントってとこか。にこやかに3人で談笑してるようだ。

――グラサン見る間、夕凪は少しだけあいつらに任せるか。なんかあれば携帯鳴らすだろ

 傑とは軽く目が合ったような気がしたし、俺はそのまま店の中に入って飾られてたグラサンを物色し、めぼしいやつ2、3個をゲットする。

 支払いを済ませて店の外に出た時だ。いかにもっていう2人組の女が近寄ってきた。店の前は迷惑だろうからそこから少し離れると、そいつらも付いてくる。

 まあ、案の定って感じ。

「こんにちはぁ。今、丁度、春で合コンサークルの飲みメンバー募ってるんだけど連絡先交換しない?」
「俺、未成年なんだよね」
「え? 大学生かと思った! お酒飲まない会もあるよっていうか飲んでもバレないわ、君、ふふ」
「校則厳しいから無理、んじゃね」
「えーじゃ個人的に遊ぼ」

 しつけーな。2人かがりで両サイド挟んでくるから動けねーし。仕方ないから抜けれそうなタイミング計って少しだけ話す。

 夕凪を傑と硝子に任せっきりなのが気にかかってその方向に歩き出すと夕凪がひとりでぼーっと立っているのが見える。

――あんなのナンパの格好の餌食じゃねーか。
 そのまま女2人組を振り払って夕凪の元に向かう。アイツら夕凪、こんな状態で置いていったのかよ。

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