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【呪術廻戦】-5歳で五条家に来ました-

第5章 いざ高専へ


 同期は、あたし含めて3人だ。あたしの他は男子。名前は七海健人と灰原雄。

 七海は、綺麗な金髪に長身。切長の目してて、スタイルよくてハーフかな? クォーターかな? 美形だ。「七海!」って元気いっぱい声かけたら「そんな大きな声で呼ばなくても聞こえる」とか静かに制されそうなタイプ。

 最初に顔を合わせてから5日目の朝にようやく目が合って、思い切って挨拶した。
「七海おはよう」
「どうも」
「えーっと、いい天気だね」
「ええ」
「学校慣れた?」
「まあ」
「……」
 ネタ切れー! 会話が続かなーい!


 灰原は熱血って感じ。やる気がみなぎってる。優等生っぽくて気が合いそう。「目がまんまるだね」って初日に言われて「灰原もまんまるだよ」って言い返す。

「いや、尊の方がまんまるだよ」
「いや、絶対、灰原の方がまんまるだって」
「じゃ縦と横の比率を計ろう」
「比率より円周率じゃない?」
「そうだね。どっからどこまで目なのかな?」
「楕円は扇形にわけて計算するんだっけ?」

 一度始まると10分くらい続く。延々とこれについて話し合った時があって、「一生やってろ」って悟くんがあきれてどっか行ってしまった事があったな。
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