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【刀剣乱舞】本丸解体日記

第3章 堀川くんに同行をお願いした


「せめて……主さんにまた……会いたかったな」
グサリ、と心に刺さった。
それはそうだ。
私の本丸の、皆を思い出した。
私がほぼ2年ぶりに帰ってきたとき、あの時私も泣いてしまった。
心を鬼にしなければとふと思ったが、無理だ。
だからといって私にできることは、もう堀川くんの刀解しかない。

「刀解します」

「はい」

にこりと笑って、私の執務を静かに見守り、堀川くんは消えていった。
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