第2章 目覚めた先は
?「看板の方か?」
ーガチャ
?「なっ!オイ!大丈夫か!?誰かマルコ呼んでこい!」
?「聞こえてるよい。なんの騒ぎだ。サッチ。」
サ「なんか女の子が血まみれでいたんだよ!」
マ「はぁ?…て、そのガキの服、、、海兵か?」
サ「えっ!?…確かに、、似ては、いる、、けど、、、紋様ないぞ?」
マ「…とにかく、目が覚めたら詳しく話を聞くかねぇ。
地下の牢に放り込んどけよい。死なねえ程度の治療はしてやるから。」
サ「あ、あぁ。」
俺はバタバタと走っていくサッチの背中を見つめた。
「あの、、隊長。」
マ「ん?」
「これ、あの女のものでしょうか、、、一緒に落ちてたんですけど、、」
そいつの手にあるのは何かの紋様が入った黒いバッグ。
一応それも俺が預かっておいて、まずは治療だ。
俺もサッチの後をついて地下牢へと向かった。