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呪術廻戦_名前を呼ぶただそれだけで。

第2章 世の中と隔てるものはわたし之感じょう



2014年9月、姉妹校交流会にて。
入学から1年と5ヶ月。


「はぁ…っ……」

うちは私以外全員脱落、京都はまだ3人も残ってる。最悪だ。とりあえず気絶した仲間は全員1箇所にまとめたけど起きる気配が全くない…。このままだと確実に負ける。

倉庫に保管していた呪具はほぼ全部出し切った、そもそも遠くにある物を呼出できるほど呪力も残っていない…。考えろ、近くにある物で一発逆転できるものを……。


「…………あ。」

…いや、ありなのか?呪具でもないし言ってしまえば部外者だし。でも最強の武器って本人も言ってるわけだしありなのかな?ルール的には…。夜蛾先生なんて言ってたっけ…。


_____使えるものは全部使え、死力を尽くすように。


ってことは、


……いけるな。


「お願いだから拒否しないでね…!……"呼出"、五条悟!」


〜5分後〜


「いや〜やっぱり怒られちゃったね。」

「…でも使えるものは全部使えって言ってたじゃん。先生たちの嘘つき。」

五条悟の予期せぬ登場により劣勢だった東京高はあっさりと勝利を収めた。…が、もはやほぼチートのような技で勝った針は試合終了後、逆に呼び出されてしまいこってりと絞られてしまった。
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