第11章 【戦国物語】うらしまたろう
ころん「あ、そうだ!幸村にお土産があるんだよ!」
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顕如「そう言ってころんは綺麗な箱を幸村に渡した。」
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幸村「何だこれ。」
ころん「それにはね、私の大事なものが入ってるの。陸につくまで絶対に開けないでね!」
幸村「そんなもの貰っていいのか?」
ころん「うん!幸村にあげるよ!」
佐助「ころんさん、幸村。そろそろ時間だ。帰りは俺が送って行く。」
幸村「みんなありがとな。」
ころん「幸村元気でね!」
幸村「おー。お前らもな!」
三成「お気をつけて。」
家康「佐助の背中から落ちないでよ。」
幸村「落ちねーよ!!」
秀吉「こーら、喧嘩するな。またな。」
信玄「また会おうな。」
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信長「こうして幸村はころんと魚たちと竜宮城に別れを告げ、佐助亀の背中へ乗った。」
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顕如「しばらくして幸村を乗せた佐助亀は陸へと戻って来た。」
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