第4章 ~囁キハdolce~
男「ぐはっ!?…テメェ何者だよ!!…」
イブ「私、姫宮イブと申します~!それより、逃げなくていいんですかぁ~?」
男「ちっ…こんな時に限って体が動かねぇ…覚えてろよ!」
そうして、その男は去っていった。
イブ「あれ?スバル…くんは?…」
リリト「…いない…?」
ダダダダダ!!
イブ「待ってー!!待ってー!!教室教えて~!!」
スバル「ついてくんな。」
リリト「一年生ですか?」
スバル「うぜぇ…消えろ。」
イブ「スバルくんは何型です…」
スバル「うぜぇっつってんだよ!!さっきから無駄に追いかけて来やがって!!俺以外の奴に聞けよ!?」
イブ「これも何かの縁じゃないかなぁって…。」
スバル「はぁ!?何が縁だ!!ふざけんな!」
?「あっれ~?スバルくんじゃない?女の子に囲まれて随分楽しそうだね?何?スバルくんモテ期なの?」
そこに現れたのは茶髪の男子生徒だった。
スバル「テメェ…誰がモテ期だ!!ふざけんな!」
?「んふ、恥ずかしがっちゃって。可愛いね。」
リリト「…貴方は?…」
?「…僕?僕はライトこの子の~お兄ちゃん♪」
スバル「誰がいつテメェを兄貴だって言ったよ!?」
私達の学校生活はこうして始まりを告げた…。