• テキストサイズ

【R18】You belong with me 【赤井秀一】

第7章 この夜を止めてよ☆




たしかこのカフェの2つ隣の店舗に、zippoが売ってあったのをさっき通る時に見つけた。
赤井さんっぽい、ライフル銃が刻印されているボディだ。
いつもお世話になってるしプレゼントしたい。そう思った。

お店に駆け込み、大急ぎで購入してプレゼント包装をしてもらい、見つからないようバッグにしまってまたカフェに戻った。
包装には赤いリボンを巻いてもらって、早く渡したくてウズウズする。


「お待たせ」

「じゃあ行きますか」


沖矢さんはそう言って伝票を持って席を立った。

今日の夜に渡そうかな。
誰かにサプライズをするのも初めてで、まるでイタズラを考えてる小さな子供みたいにワクワクする。

はやく驚いた顔が見たいな。
そう思ってふふっと笑うと、沖矢さんは呆れたように笑いながら言った。


「何ですか」


そう言ってわたしの頭をくしゃっと撫でた。


「なんでもないー!」


頭にはてなマークを浮かべる沖矢さんをよそに、わたしはふんふん鼻歌を歌いながらスーパーへ向かった。


/ 1733ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp