第40章 消毒　☆

秀一のが奥の奥まで入ってて、それが嬉しくてわたしは彼の首に腕を回してしがみついた。

じんわり、汗をかいてる首筋も大好き…

骨張った鎖骨も好き…


わたしは昨日教えてもらったキスマークを、秀一の鎖骨の下につけた。

わたしのだもん…誰にも渡さない。


わたしがキスマークを付けたことに気づいた秀一は、わたしの髪を撫でると


「俺も付ける」


そう言って繋がったまま、胸に舌を這わせた。


「あ…っ…」


ちゅ…と吸われた後、わたしの胸の上に赤いしるしがついた。


「…嬉しい」


秀一に痕をつけて貰うのが嬉しすぎて思わず笑ってしまう。


「…サラ。俺のそばを離れるな…」

「うん…」

「守ってやるから。俺が、必ず」

「うん…ありがとう。
秀一、大好き…」


胸の奥がきゅんと高鳴って、思わずぎゅっと抱きつきながらそう言うと、秀一はわたしの頭を撫でた。


「サラ…少し、激しくしてもいいか？」

「ん…大丈夫…秀一の好きな動き方でいいよ…」


そう言うと、秀一はわたしの腰を手でホールドして、奥の奥まで何度も激しく突いた。


「あっ…んっ」

「好きだ…サラ…」

「あぁっ…す…き…」

「イキそう…」


秀一はわたしの耳元で甘い声で囁いた。

わたしは思わず、秀一の首にしがみつき、はあはあと息を吐きながら祈るように言った。


「セリーナさんより、ジョディさんより、わたしが秀一の1番だもん…」


誰にも渡さない。
ずっと、わたしのものでいて…

そんなことを願いながら、秀一のくれる猛攻に必死に抵抗していると、


「お前が1番だ。今までも、そしてこれからも。」


そんな甘い言葉をわたしの大好きな声で耳元で囁かれ、わたしは秀一より先に絶頂を迎えた。


「い…っく…」


ぎゅうっとしがみつく力を強めた瞬間、わたしの身体がビクビクと痙攣し、同時に秀一もわたしを力強く抱きしめた。

どく…どく…とわたしのナカにあるモノが脈打つ感覚がして、わたしはもう一度秀一に言う。


「大好き…」