第40章 消毒　☆

一度わたしのナカを指で愛撫した後、今度は消毒と言ってわたしの首筋に赤井さんの舌が這う。


「ん…っ」


次は胸に這うのかと思っていたら、ゆっくりと肩口に唇が移動する。


「え…」

そして肩からゆっくりわたしの腕に舌が這った。


腕を舐められると、なんとも言えない感覚でわたしはまた身体を揺らした。


「んっ…」


赤井さんはわたしが感じている様子を見ながら、たどり着いた手の甲にキスをする。


「あっ…」


同じようにもう片方の腕にも舌が張った後、次はゆっくりと太ももに唇が移動した。


太ももの、あそこに近い部分を舐められると、わたしの奥からじわりと期待の証が滲む。


そのまま、舐めて欲しい…

そう思ってるわたしをよそに、赤井さんの舌はどんどん足の方へ這っていく。


「あっ…ま、待って…どこまで…」


「全身消毒すると言っただろ？」


そう言うと、わたしの踵を持ち上げ、ゆっくりと足に舌を這わせた。


「やっ…ダメ…汚いよ…」

「お前に汚いところなんてない。
…全部綺麗だ。変わらずな…」

「あ…かいさ…っ…」


ふと気づけば、裸にされたわたしのアソコからはとろとろの蜜が溢れ過ぎていて、シーツをあっさり濡らしていた。


「サラ…俺を感じてくれたか？」


「も…じゅうぶんだよ…
い…れて？」


はぁはぁと荒い息を吐きながら、じっと赤井さんを見ながらそう言うと、赤井さんはわたしをまたぎゅっと抱きしめた。


「怖く無いか？」

「全然…」


赤井さんが、怖いわけないじゃない…
今日触られた男たちと全然違うもん。

優しくて、力強くて、安心する腕の中。


「サラ…好きだ…」


そう言いながら赤井さんがわたしの脚を開き、間に入った。