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【R18】You belong with me 【赤井秀一】

第37章 Girl's Talk




鈴木邸


園子ちゃんちは、思っていた5倍の大きさだった。
工藤邸も豪邸だと思っていたけど、これは桁が違う。

招かれた部屋は、パステルカラーのピンク、ブルー、イエロー、パープルの4台のベッドが、この夜会のために用意されていた。

すごい…GossipGirlとかSex and the Cityなんかで見たあの夜会だ…

わたしたちは早速パジャマに着替えると、それぞれのベッドの中に入った。

真ん中には、ジュースとちょっとつまめるおやつが置いてあって、
文字通りパジャマパーティーに心が踊った。


「じゃあ、初の夜会を祝して、かんぱーい!!」


園子ちゃんの掛け声で、夜会がスタートした。


「それにしても、よかったの?
和葉ちゃん。
服部くんを放置してきちゃって」


蘭ちゃんの問いに、和葉ちゃんはカラカラと笑いながら答える。


「ああ、ええのええの!
平次はコナンくんと仲良いみたいやし!」

「男は男同士、女は女同士ってねー!」

「それより蘭ちゃん、工藤くんとどうなん?」

「え?どうって?」

「だから、どこまで行ったん?って聞いてんねん!」

「ええっ!!」


和葉ちゃんの質問に蘭ちゃんは顔を真赤にした。


「ほっぺにチューしてるのは見たわよねぇ」

「そ、園子!」

「へえー。ほっぺにチュー!可愛い…!」


可愛いなぁ…ほっぺにチュー。

でもわたしも未だに赤井さんにほっぺにキスされるとドキドキするな…
ドキドキというか、心臓がきゅっとなるというか…


「いいなー。蘭ちゃん。
両思いやん。
あたしなんて、平次にそんな度胸なさそうやし。」


羨ましそうに言う和葉ちゃん。
平次くんという幼馴染が好きみたい。


「そんなことないと思うけど…服部くんだってちゃんと考えてると思うよ?」

「そうかなぁ…」


和葉ちゃんは顔を少し赤くして俯いた。

可愛い…女子高生!最高!!


オヤジかわたしは。
一人で心の中で突っ込みながら微笑ましく彼女らの会話を聞いていた。


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