第36章 Stay Beautiful ☆

俺はベッドサイドの引き出しから、あるものを取り出した。


「赤井さん…？」

「一週間、死ぬかと思ったんだ…仕返しぐらいさせてくれ」


そう言いながら、取り出したソレは、男根を模した玩具。

スイッチを入れると、ウィーン…と無機質なモーター音が響き渡り、何の音？と首を傾げるサラのナカに一気に差し込んだ。


「ああぁぁっ…や…は…っ」


ビクビクッとサラの身体が痙攣し、挿れていた玩具がゆっくりとナカから出てきた。


ぬぽ…と音を立ててサラのナカから吐き出されたそれは、相変わらずモーター音を鳴らしながらベッドの上でうねうねと蠢いている。

黒い玩具に、さっき俺が出した精液とサラの愛液が白く絡んで、俺はソレを見て一層興奮した。


「なに…ッ…いまの…」


はあはあと肩で息をしながらそう言うサラに、俺はその玩具を見せながら言った。


「ほら、さっきこれが入ってたんだよ」

「や…やだ…恥ずかしいから…やめて」


サラは顔を真っ赤にして目を逸らしながら言った。　


「挿れただけでイッて、お前は機械でも感じるのか」