第36章 Stay Beautiful ☆

赤井side


サラは何も分かってない。

ジムって、薄着で無防備に筋トレしたり、走ったりして、他の男に変な目で見られる場所だろ？


とは言え、サラは一度言い出したら聞かない。
最初からダメだと言えば、意固地になって余計に面倒なことになる。

そう思った俺は、危なくなったら辞めさせるという条件付きで許可した。


今は阿笠博士の家にボウヤと博士、それに灰原哀と子供達で集まっているところに俺は博士とシチューを作ると言う名目で一緒に居る。

時計を見ると17時。
ポアロのバイトの後、ジムに行くと言っていたな…
どうか、何事もなく一週間が過ぎますように。

そう思いながらシチューをかき混ぜていると、ピンポーーンとインターフォンが鳴った。