第35章 ハルウタ　☆

言われるがまま、俺はサラの中にショーツの隙間から指を侵入させた。


クチュ…


ナカには挿れず、入口を指でゆっくりと擦る。


「ひあっ…ッ…ナカ…指でしてほしい」

「してるだろ？」

「ちが…ッ…指でナカ掻き回して…ッ」


素直におねだりをしてくるサラが可愛くて仕方ない。

俺は入り口を弄んでいた指をゆっくりナカに侵入させた。


ズズズ…ッ


びくんとサラの身体が跳ね、きゅ…とナカが締まった。


「あッ…やっ…」


びく…びくと脈打つ身体に、サラはかあっと顔を赤くする。
そして、恥ずかしそうに言った。


「…赤井さんのバカ…」

「なにが？」

「…焦らすから…ッ…いっちゃったよ…」


後ろから回された俺の腕を力無くキュッと掴みながら、サラははあはあと甘い吐息を吐く。


「じゃあ、やめるか？」


やめると言われてもやめてやらないが、サラのやめたくない。が聞きたくてワザとそんなことを言う。


「や…ッ…やめないで…挿れて…ください」

「何を…？」

「赤井さんの…っ…おっきいの…欲しい」


目を潤ませてそう言うサラに、いじめていたはずの俺が心臓をぶち抜かれた。