第35章 ハルウタ　☆

俺は自分の身体を起こし、またサラに覆い被さる。

そして、サラの白い脚を開いてその間に自分の身体を携えた。

入り口につけると、ぬち…と音がして、そのままサラのナカにゆっくり自身を押し進めていく。


ズブズブ…


「は…っあぁ…」

「サラ…気持ちいい…」


思わず、自分からそんな言葉が漏れた。

サラは俺にぎゅっと抱きつきながら言う。


「ずっとこうしてたい」

「サラ…」

「赤井さんが…好きすぎて…苦しい」


愛しい女のナカに入ったまま、そんな、可愛いことを涙目で言われると流石の俺でもイチコロで落ちる。


「俺だけ…？」

「赤井さんだけだよ…」

「…もし、有名人からアプローチされても？」


俺は不意に比護を思い浮かべながら聞いた。
あいつは絶対サラを女として見てる。
そして、あわよくば、俺からサラを奪い取ろうとしている。


「同い年で、俺よりも話が合って、堂々と外をデート出来て、危険とは無縁の職業の男にアプローチされても？」


さっきの質問と重ねて、ついムキになって聞いた。