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【R18】You belong with me 【赤井秀一】

第34章 アイネクライネ



赤井side


「じゃあ、有希子さん。
俺は帰宅します。」

「もー。すっかり、あっちが自分の家みたいになってるじゃない。
ここはオフィスじゃないのよー?」


そう言いながらも、有希子さんは俺に何か袋を持たせてくれる。


「これ、知り合いからイチゴたくさんもらったの。
よかったらサラちゃんと食べて」

「あぁ。ありがとうございます。
喜びますよ」


そう言ってその袋を受け取り、俺は赤井秀一に戻って工藤邸を出た。

ふとスマホを見ると、ボウヤから珍しくメッセージが届いている。

何だ?そう思って中を見ると


「赤井さん。ごめんね」


と書いてある。

…ごめん?どう言う意味だ。意味深だな。

不思議に思いながらも、俺は足早にサラが待つ家に向かった。


家のドアを鍵で開け、


「ただいま」


そう言いながら中に入ると、ドアのすぐにいたのは子供。


「…え…サラ…?」


まさか、サラ…ボウヤや俺の母と同じように組織に薬で…!?
それにしてもどう見ても男の子だし、顔もサラの面影は全然ない。

どう言うことだ。さっきのボウヤのごめんねは一体…


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