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【R18】You belong with me 【赤井秀一】

第34章 アイネクライネ




「じゃあ、わたしの家に来る?」

「えっ」

「わたし、もうすぐバイト終わりだし、明日も何も予定無いから。」

「え。ちょ、ちょっと」


コナンくんがわたしの手を引いて耳打ちをする。


「赤井さん、大丈夫なの?」

「大丈夫よ。
嫌なら今日は工藤邸に泊まってもらえばいいし。」

「な、なんか赤井さんかわいそうだね…」

「そう?」


その会話を聞いていた安室さんがクスクスと笑いながら言う。


「そうだね。
男の家より、女性の家の方がご両親も安心だろうし。
サラの家が1番良いよ」


その安室さんの言葉に、その男の子は安室さんをキッと睨んで、プイッとそっぽを向いて言う。


「じゃ、お姉さんち、はやく行こうよ」

「あ、うん。」

「いいよ。あとは僕がやっとくから。」


安室さんにそう言われて、わたしは予定より早くバイトを切り上げてその子と手を繋いで家に向かった。

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