【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第5章 TiAmo ☆ ♪
「あのね…赤井さん、実は…」
洗いざらい安室さんの話をしようとしたとき、
わたしの口を塞ぐみたいに、またキスをされる。
「んっ…」
「…悪いが、今は、何も余計なことを考えず、お前のことだけを考えていたい」
「はい…」
「俺のことが知りたいか?」
キスの後おでこをくっつけられながら、じっと目を見つめてそう聞かれた。
「知りたい…」
わたしがそう返事をすると、赤井さんは優しくベッドに押し倒した。
ベッドのスプリングがギシッと響いて、赤井さんがわたしのすぐ上に覆い被さる。
逃げ場を失ったわたしに、唇を重ねて隙間から舌を絡める。
赤井さんの舌が、わたしの歯列をなぞり、舌を吸う。
いつもより濃厚なキスに、わたしの目はとろんと酔いしれて赤井さんを見てた。
「んっ…ぁ…あかいさ…」
キスをされながら、必死に赤井さんの名前を呼んだ。
「サラ…。」
赤井さんも、わたしの名前を呼び返してくれる。
こんなに自分の名前が愛しいと思うことはなかった。
キスをしながら、赤井さんがわたしの着ているバスローブの紐を緩めた。
よく考えたらシャワーを浴びて髪を乾かした後そのままこの部屋に来てしまったから、バスローブの下は何も履いてない。
「ま、待って…!」
「?」
わたしの静止に、赤井さんが煩わしそうに手を止めた。
「あの、わたし…、こないだ可愛い下着を買ったの」
「…?なんの話だ」
「せっかく買ったのに…今何もつけてなくて…それで…」
その言葉を完全に無視して、赤井さんはバスローブの紐を緩めた。
はらりと、前を覆っていたバスローブの布がはだけ、
赤井さんの目の前に、自分の裸が晒される。
「やだ…恥ずかしい…」
咄嗟に、胸のあたりを抱えるようにわたしが隠すと、
赤井さんは優しくそっと、隠すわたしの腕を開いた。
「もっと見せてくれ」
「あ…っ…」
赤井さんに見られている。
その事実だけで、わたしのナカから蜜が溢れていく気がした。
視姦されて感じて、わたし変態かも。