第33章 If This Was a Movie　☆

そう言いながら赤井さんはわたしのショーツの中に指を入れた。
トロトロに溶けた入り口に指が入ると、ゾクゾクと快感が襲ってくる。

クチュ…


「あっ…ぁあ…」


ガクガクと膝が震えるわたしの頭をガッと掴んで、赤井さんはまるで食べるみたいに舌をわたしの口に入れた。


「ん…っん…」


赤井さんの舌がわたしの舌に絡む。
赤井さんの味がする。

そして、赤井さんの指がわたしの1番敏感なところを擦りながら、中でバラバラに指を動かした。


「だめ…だめ…ぁあっ…」

「だから、ダメじゃないだろ？」

「ダメ…」


目の前がチカチカしてもう何も考えられない。

赤井さんの指がわたしを責め立てるたびに、脚が震える。
だめ…頭が真っ白になる…

そう思った瞬間、わたしの蜜壺から透明な液体が吹き出した。

ショーツを履いたまま、じわっとそれが滲み、赤井さんの膝の上にパタパタと落ちる。


「は…っ…や…やあ…」


ガクガクと痙攣する身体を必死にコントロールして、赤井さんのもとに、くて…と倒れた。

もう力はいんない。
赤井さんは力の抜けたわたしをぎゅっと抱きしめると、耳元で囁いた。


「挿れたい」


そう言って、イッて潮を吹いたばかりのあそこに、グリグリと自身を押し付けてくる。
フーフーと息が荒くて、もう今にも理性が飛びそう。