【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第33章 If This Was a Movie ☆
嬉しくなってふふっと笑うと、赤井さんはわたしの首筋にまた舌を這わせる。
「なに?」
「ん…だってわたしが服着てて赤井さんが裸って珍しいもん」
「…サラも、はやく」
そう言われて、わたしは自分の服のボタンに触れる。
ボタンを一つずつ外すごとに、赤井さんの視線が熱くて、心臓が壊れそうなぐらいドキドキした。
ゆっくりと着ていたブラウスを脱ぐと、赤井さんは待ちきれなかったと言うようにわたしの鎖骨に吸い付いた。
「あ…っ」
「はやく、全部見せてくれ」
赤井さんがワガママを言うなんて珍しい。
わたしはドキドキしながらゆっくりと自分の背中に手を回し、ブラのホックを外した。
外れた途端、赤井さんはわたしの胸に浮いた下着を取り払って、わたしの胸に顔を埋めた。
「遅い…」
「あっ…だめ…」
「だめじゃないだろ?」
そう言ってわたしの突起に舌を這わせると、わたしの身体がびくっと跳ねた。
わたしも赤井さんも、下はまだ履いたままで、ショーツの中がぐちゃぐちゃになってる。
ふと下を見ると、赤井さんのデニムもパンパンに膨らんでいてキツそうだ。
わたしに興奮してくれてる。
それだけで嬉しくて、わたしは赤井さんの首に腕を回してキスをした。
「サラ…ベッド、行くか?」
「…ううん。このままする。」
赤井さんがわたしの髪を撫でながら首を傾げて聞いてきたのを、わたしは遮るようにキスをした。
ソファーでするのは初めてだ。
この家の全部、赤井さんとの思い出で埋め尽くしたい。
赤井さんが帰って来れない夜も、それで乗り切るから。