【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第33章 If This Was a Movie ☆
レンタルショップを出た後、コンビニに寄って映画のお供を買い、わたしたちは家に戻った。
時刻は15時。
今から一本観て、夕食を食べて風呂に入ったらもう一本観て寝る。
もしそうするなら、わたしは絶対最初にホラー映画を観たい。
夜にあんなもの見たら、一人でトイレすら行けなくなる。
「さ、観るか。」
いつの間にか沖矢さんは赤井さんに戻っていて、コンビニで買って来た飲み物をローテーブルに出しながらわたしを見た。
「わたしのハニーレモンソーダー♪」
そう言いながらペットボトルを取って、ソファーに座ると、赤井さんはコーヒーを取りわたしの隣にきた。
わたしの肩に腕を回し、グッと距離が近くなる。
性懲りも無くわたしの心臓はドキドキと高鳴る。
わたしは赤井さんにぎゅっとくっつくと、幸せを噛み締めながら言った。
「こういうのも、いいね。
おうちでまったり」
「いつもまったりしてるだろ」
「お昼はいないもん。赤井さん。」
今日はコナンくんが博士の家に泊まりにきているみたいで、久しぶりにお昼も一緒にいられる。
それが嬉しい。