第31章 Together ☆

赤井side


サラのTシャツを脱がすと、鎖骨の辺りに赤い痕があった。
恐らく、安室くんがつけたしるし。

自業自得なのに、俺以外の男がサラに触れたのが許せなくて、思わず同じところに被せるように、俺はサラの肌に吸い付いた。


「ん…」


可愛い声を漏らすサラをよそに、自分の痕で上書きできたのが嬉しくて、もう一度サラを抱きしめた。


そして、背中に手を回して下着のホックを外し、
最後のショーツに手をかけ、ゆっくりと下にずらすと、トロ…と糸を引いている。


「サラ…もう濡れてるのか」

「…恥ずかしい…」


意地悪に耳元でそう言うと、サラはかあっと顔を赤くした。
可愛い…そんな反応されたら、ますます今日は寝かしてやれなくなる。