第31章 Together ☆

かっこいい…かっこよすぎる…
赤井さんにうっとりと見惚れていると、徐々に唇が近づいてきてゆっくりと重なった。


「ん……ぁ…ん…ッふ」


クチュ…ピチャ…


赤井さんの首に腕を回して、舌を絡めた。

赤井さんの舌の味、久しぶりだな…

赤井さんはキスするとき、たまに目を開けてわたしの反応を見て楽しんでる。

そして、キスをしながらわたしの髪や頬を撫でるのが好きだ。


赤井さんの癖が、全部愛しい。


「赤井さん……好き…」

「…俺も」


濃厚なディープキスを重ねながら、赤井さんの手がわたしの胸元に這って、わたしは思わず声を上げた。


「あっ…」

「サラ…」


Tシャツの上からゆっくりとやんわり胸を揉まれ、わたしの身体はピクッと反応する。
赤井さんが触れるところ、全部熱く溶けていきそう。


「脱がしていいか？」


じっと目を見ながらそう言われ、わたしは顔を赤くしたまま、こくりと頷いた。