【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第4章 しるし☆
シャワーを浴びてリビングに戻ると、赤井さんが一人でお酒を飲んでいた。
「好きですね。バーボン」
阿笠博士の家でワインを結構飲んだのに、まだ飲めるんだ。
「まあな。お前も飲むか?」
「…一口だけもらう。」
そう言って赤井さんの飲みかけのグラスを受け取って、一口だけこくりと飲んだ。
「美味しい。」
そう言うわたしの手を引いて、赤井さんはわたしにキスをした。
驚いて彼を見ると、意地悪そうに微笑んで
「確かに、美味いな」
と言った。
「もう…!」
顔を赤くしながら、赤井さんの方を見ると、
優しい目で髪を撫でてくれた。
「じゃあ、わたしは寝ますね。」
「ああ、おやすみ」
去り際、おでこにキス
赤井さんって実はキス魔だ…。
赤くなった顔を両手で冷やしながら、わたしは自分の寝室のベッドに潜り込んだ。