【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第4章 しるし☆
はあはあと口を閉めることを忘れて、必死に酸素を取り合えながらも、わたしから甲高い声が響く。
こんなに快感をくれる赤井さんが、愛しくて、もっとして欲しくて、わたしは赤井さんの首に手を伸ばして、彼の唇に吸い付いた。
赤井さんの手でアソコをぐちょぐちょに掻き回されながら、わたしは必死に赤井さんの舌に自分の舌を絡めた。
「んっ…ぁ…んんッ…あ…いく…いっちゃう…」
その言葉をトリガーに、赤井さんはわたしのナカの奥の気持ちいいところを擦って、わたしの視界がホワイトアウトした。
「っああぁっイク…ッ」
びくんっと大きく身体が痙攣した後、
ピクッピクッと小さく身体が波打ち、赤井さんの指が抜かれた時、わたしのアソコからは愛液がとろ…と溢れ出た。
「は…っ…はぁっ…」
息が出来なくて、呼吸を必死に整えるわたしを、赤井さんはぎゅっと優しく抱きしめてくれた。
抱きしめられたら、赤井さんの首のうしろに鼻を埋める。
「悪かった。こんな…キッチンで」
「うん…」
「…年甲斐もなく、嫉妬したらしい」
赤井さんはそう言いながら、またわたしに優しくキスをして、髪を撫でながら抱きしめた。
「赤井さんの…匂いがすき。」
ぎゅっと抱きしめ返すと、赤井さんは頬にキスをする。
「匂いだけじゃなくて、俺自身を好きになってほしいところだな」
そんなの、もう好きに決まってる。
伝えればいいのに、今が伝える時なのに
やっぱり自分の中の恐怖心が邪魔してどうしても、好きと言えない。
好きと言えない変わりに、精一杯赤井さんを抱きしめ返す。
ぎゅっと込めた力から、思いが伝わればいいのに。
「シャワー浴びてくるか?」
赤井さんが、唾液や愛液でベタベタになっだわたしの身体を気遣いながら言った。
「そう…だね。浴びてくる。」
赤井さんにおでこにキスをされ、わたしは名残惜しそうにキッチンを後にした。