第4章 しるし☆

赤井さんがキスでわたしの唇を塞ぎながら、後ろに手を回され、片手で器用にブラのホックを外した。

締め付けが緩くなった瞬間、赤井さんの指がブラの中に侵入した。


「あ…ッ…んぅ…」


くにくにと突起を潰したり、全体を柔く揉んだり触れられたところが熱くなる。
思わず声を上げてしまい、また赤井さんにキスで口を塞がれる。


ゆっくりと、赤井さんの舌が唇から首筋を通ると、目の前にあらわになった乳房に吸い付いた。

ちゅ…クチュ…


「んぁあッ…」


片方の突起は指で弾かれながら、もう片方の乳房を舌で吸い上げる。

チュパ…ちゅっ…

いやらしい音が響くたび、わたしの身体も面白いぐらい反応して、自分の身体じゃないみたいだ。


「あかいさ…っあ…」

「あまり可愛い声を出すなよ」


赤井さんは困ったようにそう言うと、わたしの太ももに触れる。
脚の間に徐々に手が伸びてきて、ショーツの隙間からナカに指を侵入させた。

ズプププ…


「ゃっ…ぁああぁっ！」


一気にナカに二本入れられて、そのままナカで指をバラバラに動かされる。
グチュッ ぐちゅっ クチュ…


「あっ…ぁあ……だ…め…」


二本指でナカを掻き回されながら、親指で敏感な蕾を潰され、舌は乳首を転がしたり、吸ったり、つぶしたり。
多方面から押し寄せる快感の波に、わたしはもうとっくに限界を迎えていた。


「も…だめ。い…っ……ちゃ…ぁあ」

「イカせたら、おしおきにならんな…」


そう言って、赤井さんは指を引き抜こうとしたが、咄嗟にわたしは赤井さんの頭を抱えるように抱きついた。


「やだっ…やめないで…」


これでやめられると、今日はきっと眠れなくなる。
何より、もっと赤井さんを感じたくて、もっと、気持ちよくしてほしい。そんなことしか考えられない。


「おしおきだと言ってるだろう」


そう言いながらも、赤井さんはわたしの髪を撫でて、唇と耳にキスをしながら、アソコを愛撫する片手を動かすのをやめない。


「はっ…ぁあっ。い…きたい…いか…っせてぇ」


わたしの必死の懇願に、赤井さんのわたしのナカに出し入れする指の動きが速くなる。

クチュクチュグチュッ ぐちゅっ


「ぁああっ。きもち…あっ…あかいさ…っあ」