【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第26章 アップルパイ ☆ ♪
「あ。そうだ。
サラ、来週の日曜日空けておいて下さい」
「なにー?なんか用事?」
「鈴木財閥のパーティーがあるんです。
そのパーティーは財界の大物も多数出席するから、公安も参加することになっていて。
ちょうどいい機会なので、部下に君のことを紹介しておきたい」
「紹介…」
「…嫌?」
「ううん。嬉しい!
わかった。空けとくね」
そう言って笑うと、零はわたしの髪を撫でてキスをした。
「ん…」
一度唇を重ねて、二度目は頬に。
そして三度目はもう一度唇に…
「ダメ…今ご飯作ってるから。
…先にお風呂入ってきて?」
「…一緒に入る?」
「なーに言ってんの!ほら!はやく!」
「はいはい」
わたしは零をバスルームまで連れていくと、零は大人しくバスルームに入った。