【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第24章 思い出せなくなるその日まで ♪
ライブが終わると例によって安室さんが家まで送ってくれた。
安室さんが助手席のドアを開けてくれる。
赤井さんも、ああ見えてすごくレディーファーストだった。
「明日はどこに行こうか」
「…もう十分だよ。」
助手席から出て、わたしは安室さんの方を向いて言う。
「安室さん、ありがとう。
わたし、安室さんがいなかったら多分死んでた。
この2週間、ずっとそばにいてくれて、感謝してる。」
そう言うと、安室さんは切ない顔をしてわたしの頬に手を寄せた。