【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第21章 Do you think about me? ☆
胸を触っていた手はいつのまにか太ももを撫でたあとにショーツの隙間から秘部に侵入し、クチュクチュと音を立てる。
赤井さんの触れ方にわたしはまたじわっと涙が溢れた。
「…っ…」
「…サラ?」
ボロボロと泣き出すわたしを見て、赤井さんが心配そうにわたしの顔を覗き込んだ。
「もう、ダメかと思ってた…
昨日、電話を切った後からずっと…」
失うことがこんなに怖い。
赤井さんがわたしの前からいなくなるのが怖い。
赤井さんはわたしの髪を撫でながら、涙にキスをした。
ごめんって言ってるように思えて、また涙が溢れる。
「たぶんわたし、赤井さんがいなくなったら、死んじゃう…」
これは、ある意味脅しかもしれない。
赤井さんをじっと見ながら涙で濡れた目でそんなことを言う。
なんて重い女なんだろう。
だけど、赤井さんが隣にいない未来なんて考えられない。
赤井さんはわたしの身体を抱きしめると同時に、わたしのナカに入ってきた。
ずぷぷぷ…
「っあ!」
ビクッと身体が跳ね、思わず赤井さんの首に腕を回してしがみつく。
「サラ…好きだ。」
名前を呼びながら、赤井さんがわたしの頬に手を添える。
いつも余裕な赤井さんなのに、今日は余裕なさそうだ。
腰を引いて、ゆっくり打ちつけるうちに、だんだんピストンが速くなって、わたしの腰をがっしり固定しながら斜め下からガンガンに突いてくる。
「やっ…ぁああっ…」
「…サラ…悪い、もたない。」
「え…」
そう言ったすぐ後、ナカに入っている赤井さんのがビクビクと痙攣した。
どく…どく…と脈打つ感覚と、熱いものが流される感覚。
初めてだ。
わたしがイク前に赤井さんが果てたのは。
「…悪い。」
顔を片手で覆って、赤井さんはバツが悪そうに顔を赤くして、目を逸らしながら言う。
そんな彼が愛しくて、わたしはぎゅっと赤井さんを抱きしめながら言った。
「大好き…」
力強くて、心地いい。
このままずっと、永遠に赤井さんのそばにいたい。
そんなことを願ってしまった。