第15章 Time after time ☆

「サラ…前向け…」


後ろから刺していた俺の破裂しそうなモノを抜いてやると、
サラは言われた通り、身体を捻って前を向いた。

バスタブの端に腰掛けさせ、脚を広げるとサラはまたかあっと顔を赤くした。


「やだ…みないで…」

「ほら、見てみろ。
俺がお前に入っていくところ」


そう言ってサラの髪を撫でて下を向かせると、俺はまたサラの中に徐々に腰を埋めていく。


ズズズ…

ゆっくりと、サラの様子を伺うようにナカに押し入って行くと、サラはまたびくっと体を揺らす。


「あ…ぁ…」

「サラ…」

「なんで、まえ…むかせたの？」


繋がったままキスをしてサラが俺に聞いてくる。


「後ろからの方が好きなのか？」

「ちが…わたしはどっちかというと…前の方が」


かあっと顔を赤くしながらそんなことを言うサラを見て、俺はまたフッと口角が上がる。


「俺も。お前の顔見ながら逝きたかったんだよ」


そう言って、サラの目をまっすぐ見ながら、腰を振った。


「あっ…ぁ…わたしも…赤井さんの顔…見ながらするのだいすきぃ…」

「…可愛い」

「えっ…」

「悪い。もう限界だ。イク…」


押し寄せてくる射精感に耐えきれなくなり、サラの頬を撫でてそう言うと、サラは俺の首に腕を回しながら言う。


「一緒に…イキたい…」

「あ…サラっ…好きだ…好きだ…」

「あっ…ぁあ…あ」


ラストスパートで、狂ったように愛を伝えながらサラを壊しそうなぐらい腰を打ちつけると、たまらずサラの中に白濁の液を吐き出した。

びゅ…ビュ…

サラも同時に身体を震わせると、ナカがギュッと締まって力なく俺に倒れ込んだ。


「好きだ…」


ぐったりしてるサラを抱きしめてそう言うと、サラもゆっくり俺の背中に手を回して


「わたしも…大好き」


そう言った。