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【R18】You belong with me 【赤井秀一】

第14章 夢見る隙間 ☆




サラを起こして抱きしめて、キスをすると、サラは腕を回しながらも、赤井さんだって悪いんだよ。と言う。

馬鹿だな。お前の方が悪い。
俺がお前をどれだけ好きか、知らないだろ。

そしてサラの頬にキスをして、耳にキスをすると、サラは可愛い声を出して身を捩らせる。

可愛い。結局俺は、こいつには敵わない。
氷が徐々に溶けていくみたいに、俺から言葉が溢れる。


「…嫉妬したんだ。それぐらいわかってくれよ」


サラは驚いたようにこちらを見ている。

やっぱりわかってなかったのか。
念を押すように、俺以外のやつに、愛想を振りまくなと言うと、


「二次元でも?芸能人でも?サッカー選手でも?」


と聞いてくる。


「全部嫌だ」


そう言って抱きしめていたサラを解放した後、すぐにサラの胸元に俺から抱きついていく。

サラを抱きしめるのは好きだが、今日はなんとなく、この体制がいい。
サラの胸に顔を埋めると、柔らかい感覚に挟まれて安心する。
このままここで死にたい…前にも思ったようなことをまた思いながらサラの匂いを嗅いだ。

サラは俺の頭をぎこちなく撫でている。
サラの指が俺の髪を通るたび、愛しさが増して俺は珍しく俺を見下ろすサラに、下からキスをした。


「好きだ。俺だけのお前でいてくれ」


そう言うと、サラは はい…と返事をして今度はサラから俺の唇を奪った。


俺はそんなんじゃ足りなくて、サラの頭を掴むと逃さないように固定してサラの口内に舌をねじ込んだ。


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