【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第13章 ベイビー・アイラブユー ☆
赤井さんは、わたしをベッドに寝かせたまま自分の身体を起こし、わたしの上に覆い被さると優しくキスをした。
指をぎゅっと絡めながら、赤井さんの唇がまた降ってくる。
「サラ…」
そしてわたしの名前を呼ぶと、もう一度唇を重ねる。
「もっとして…」
わたしが赤井さんの首に腕を回して、甘えるみたいにそう言うと、赤井さんはわたしの頬を掌で包み、口の中に舌を侵入させる。
力強くて、心地いいキス。
いつもより、ゆっくりじっくりと味わうように、赤井さんは丁寧に舌を動かす。
クチュ…
舌が動くたび、身体の芯が疼く。
まるでガラス細工を扱うみたいに、わたしの頬を撫でながら舌を絡める。
好き…大好き…ずっと一緒にいて…
祈るようにそう願った。
雷の音は聞こえなくて、耳に入ってくるのは赤井さんの熱い吐息の音、舌が絡むエッチな音に、角度を変えてキスをするたびに軋むベッドの音
「赤井さん…好き……大好き…」
「サラ…」
キスをしながら、赤井さんはわたしの服の下に手のひらを滑らせた。
ブラもしていない素肌に触れ、赤井さんはゆっくりと突起を摘む。
「ぁっ…」
わたしの身体がピクッと反応したとき、赤井さんはわたしの服を上まで捲し上げた。
ぽろ…と目の前に現れた双丘に、赤井さんは舌を這わせた。
「ああァッ」
ピチャ…
舌遣いが一層優しくて、激しくされている時よりも気持ちいい。
濃厚なキスと胸の愛撫だけで、わたしの奥からはもうトロトロの蜜が滲み出ていて、はやく触ってほしいと思ってしまう。
赤井さんは、わたしの身体全部をじっくり味わうように舌を這わせる。
首、鎖骨、胸、おへそ、
手首に、フトモモ、
チュ… チュ… と、全部に赤い痕をつけていく。
全身、赤井さんに包まれてるみたい。
わたしの全部、赤井さんが支配しているような感覚。
愛しくて赤井さんにしがみつくと、赤井さんはわたしの髪を片手で撫でながら、利き手で下の割れ目をなぞった。
「あァッ」