第10章 first love ☆

「青姦ってマジ？」

「さすが。考えること違うわー」


そう言って、肩に腕を回してくる男の手を取り、素早く身体を返して男の腕を後ろにまとめ、グッと関節技を決めながらドンっと突き飛ばした。


「何すんだテメェ！」

「女を舐めるとどうなるか、教えてあげる」

「ふざけんな！」


そして2人目が殴りかかってくる。
それを腕で難なく受け止め、今度は左手の拳を受け止めると思いっきり突き飛ばした。

3人目が殴りかかってくるのをかわすと、すでに転がっている2人目の股間に踵落とし、3人目の男の脛に4発入れあと、サマーソルトで倒した。


「お、お前何者だ」

「あんた達みたいな男、大嫌いなのよ！」


そう言って助走をつけて膝蹴りを2発入れると、男は倒れ、倒れ込んだ男に馬乗りになり、首に手をかけた。


「このまま、殺しちゃうかも」

「ひ…」

「ほら、3万円。
割り勘にしてあげるって言ってるでしょ？」

「わ…わかった…わかったから…」


そう言って男はポケットから財布を出し、無造作に5万を抜くと、震える手でわたしに渡してきた。


「あんたみたいなクズに奢られたくないの。」


そう言って2万を男に返し、


「次悪いことしてるの見つけたら、ただじゃおかないから♡」


そう言うと、男は泡を吹いて倒れた。